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擦りむけはまだ赤くひりひりしていて

御無沙汰しておりました。

皆さん、毎回懲りずにこのブログ、 覗いて下さって本当に有り難う。

なんか、 とっても嬉しいです(笑)

無機質な生活が続く中、 

機械、パソコンっていう無機質なモノに心温められてることを思い知ります。


受験も住まい探しも 無事 一段落ついて、

あとは今年が去り行くのを 見つめるのみとなりました。

昨日東京から帰ってきて、結局 高校最後のクリスマスは、

恋人たちが東京にあふれかえる中、 独りおのぼりさん’sキャリーケースを転がし、

お土産だけを購入して 家路についたのです。

半年ぶりに会った兄(22)は、研究のための連日の徹夜・不摂生が祟ってでしょうか、

心なしか丸っこくなった様でした。 苦労してるのね…





さて今年はというと、人を好きになり、そして 傷つけた年でした。

恋の高揚する気分に浮かれて、無責任な行動をとって、

自分を客観的に見つめることが出来ぬまま、

奇しくも、最悪な別れの切り出し方をしてしまった。



だから今、本当に悪循環の真っ只中。

好きな人を心に思い描くこともなく、

かといって誰か ときめきの対象を見付けるでもなく、

ぼっとして いたづらに時間は過ぎていく。

『恋ってこんなに素敵なものだったんだ』 という綺麗な気持ちを持ち得ないまま

ずるずると今の状態に在る私。



終わりよければ… とは本当に良く言ったもので、

二人が一緒にいた時間のなかで 楽しかったこと、うれしかったこと、

ぴかぴか輝いていることは たくさんあったはずなのに、

別れの言葉 方法をひとつ 取り違えただけで

あたしと彼とで過ごした時間、 それらが霧の向こうに ぼんやりと、

光を放つことなく ごろんと 置き去りにされている感じ。



『自分を正確に映し出す鏡』 を持っていなかったあたしは

結局は 恋に 心焦がれていただけなのかもしれないです。



たまに 彼の後ろ姿を見かけるときがあるのだけれど、

一人で立っているのが 痛々しく見えることがあります。

その度にどうしても 心苦しくなって、

あたしは俯くことしか出来ない。 ごめんね、と。



新たな人との邂逅を求めて あたしは新天地を目指すけれど、

ここで出来ないことが、 どうして違う場所で出来る?

また同じ過ちを繰り返すのかもしれない という暗い気持ちを抱えたまま

これから果たして 恋 していけるのでしょうか。
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by kiss_to_freddie | 2004-12-25 17:36 | 独り言

『どう見ても、屍をあさり歩く女のやう。』

ついに買っちゃいました、 『サロメ』!

厚さ1センチくらいの、岩波文庫。
(あたし岩波文庫は結構 好きです。)

当時のサロメ 第1版に収録された全ての挿絵、収録 という文句にも惹かれ…。

内容はまぁ、良く知られているあらすじ通りなのですが、

あの本自体が発しているオーラというか、雰囲気、

寧ろ 「薫り」みたいなものがあるように感じました。

翻訳も未だ文語体(?)だし。


『なんて不思議な月だらう。どう見ても、死んだ女の手としか思へぬ、

 その手が縊帷子(きゃうかたびら)をまさぐり、身にまとはうとしてゐるかのやうに』



注、挿絵中のサロメは、まったくと言って良いほど綺麗に非ず!!!

怪しげな雰囲気を醸すには 一役かっていますがね、ビアズリーの挿絵は。
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by kiss_to_freddie | 2004-12-24 17:37 | マニアックB