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vulnerability


また引越ししてしまいました…。

URLを教えなきゃいけない人は指で数えられる位しかいないからいいのだけれど。
いっそのこと ブログを作るのに丸3日とかかかると良かったのに~!
ブログがこうも簡単に作成でき、消去できるものだからこそ、
こうやって ころころと変えてしまいます。

熱しやすく冷めやすい、
ここが私の欠点でもあり、同時に愛すべき美点でもあるのよね。 多分。

あと10日程で私も心機一転するので、今はゆっくり準備期間。
# by kiss_to_freddie | 2005-08-16 22:13 | 独り言

擦りむけはまだ赤くひりひりしていて

御無沙汰しておりました。

皆さん、毎回懲りずにこのブログ、 覗いて下さって本当に有り難う。

なんか、 とっても嬉しいです(笑)

無機質な生活が続く中、 

機械、パソコンっていう無機質なモノに心温められてることを思い知ります。


受験も住まい探しも 無事 一段落ついて、

あとは今年が去り行くのを 見つめるのみとなりました。

昨日東京から帰ってきて、結局 高校最後のクリスマスは、

恋人たちが東京にあふれかえる中、 独りおのぼりさん’sキャリーケースを転がし、

お土産だけを購入して 家路についたのです。

半年ぶりに会った兄(22)は、研究のための連日の徹夜・不摂生が祟ってでしょうか、

心なしか丸っこくなった様でした。 苦労してるのね…





さて今年はというと、人を好きになり、そして 傷つけた年でした。

恋の高揚する気分に浮かれて、無責任な行動をとって、

自分を客観的に見つめることが出来ぬまま、

奇しくも、最悪な別れの切り出し方をしてしまった。



だから今、本当に悪循環の真っ只中。

好きな人を心に思い描くこともなく、

かといって誰か ときめきの対象を見付けるでもなく、

ぼっとして いたづらに時間は過ぎていく。

『恋ってこんなに素敵なものだったんだ』 という綺麗な気持ちを持ち得ないまま

ずるずると今の状態に在る私。



終わりよければ… とは本当に良く言ったもので、

二人が一緒にいた時間のなかで 楽しかったこと、うれしかったこと、

ぴかぴか輝いていることは たくさんあったはずなのに、

別れの言葉 方法をひとつ 取り違えただけで

あたしと彼とで過ごした時間、 それらが霧の向こうに ぼんやりと、

光を放つことなく ごろんと 置き去りにされている感じ。



『自分を正確に映し出す鏡』 を持っていなかったあたしは

結局は 恋に 心焦がれていただけなのかもしれないです。



たまに 彼の後ろ姿を見かけるときがあるのだけれど、

一人で立っているのが 痛々しく見えることがあります。

その度にどうしても 心苦しくなって、

あたしは俯くことしか出来ない。 ごめんね、と。



新たな人との邂逅を求めて あたしは新天地を目指すけれど、

ここで出来ないことが、 どうして違う場所で出来る?

また同じ過ちを繰り返すのかもしれない という暗い気持ちを抱えたまま

これから果たして 恋 していけるのでしょうか。
# by kiss_to_freddie | 2004-12-25 17:36 | 独り言

『どう見ても、屍をあさり歩く女のやう。』

ついに買っちゃいました、 『サロメ』!

厚さ1センチくらいの、岩波文庫。
(あたし岩波文庫は結構 好きです。)

当時のサロメ 第1版に収録された全ての挿絵、収録 という文句にも惹かれ…。

内容はまぁ、良く知られているあらすじ通りなのですが、

あの本自体が発しているオーラというか、雰囲気、

寧ろ 「薫り」みたいなものがあるように感じました。

翻訳も未だ文語体(?)だし。


『なんて不思議な月だらう。どう見ても、死んだ女の手としか思へぬ、

 その手が縊帷子(きゃうかたびら)をまさぐり、身にまとはうとしてゐるかのやうに』



注、挿絵中のサロメは、まったくと言って良いほど綺麗に非ず!!!

怪しげな雰囲気を醸すには 一役かっていますがね、ビアズリーの挿絵は。
# by kiss_to_freddie | 2004-12-24 17:37 | マニアックB

整形美人

なんてドラマ、以前やってましたよね。 見てないけど…。

実際、毎回かかさず最後まで見たドラマって、数えるほどしかないんですよね。

「ラストクリスマス」とか 「マザー&ラヴァー」とか 見ようって思ったんだけどな…;


さて、先日R学コース(バレバレ=3)の皆で話をしていた時丁度 

整形が話題にのぼりました。

「美人は、そうでない人に比べ所得が多い」 みたいな観点で書かれた論文について。

それを受けて、R学コースdivaのSちゃんはしきりに 

『将来絶対整形する~』 といいます。

いまのまんまでもじゅーぶん可愛いのに… とは思うのですが…


あたしのお気に入り雑誌の約半分が、整形外科の広告だったりして、

整形手術に対する認識が高まり、偏見が少なくなっていますよね。 

プチ整形とかもあるし。

結局その論文の結論は、 「美人の定義は時代によって変わる」 みたいに

お茶を濁された形になっていたのですが、実際の所 どうなのでしょうね?


作家の中村うさぎさんも、実際に整形をしたそうです。

理由は、 小柄で丸顔なので、可愛らしいイメージを持たれてしまうことへの嫌悪感。

それから 「親に貰った身体にメスを入れるなんて」 という『天然至上主義』への反発。


将来経済力を持ったら あたしも整形に踏み切るのかもしれません。
# by kiss_to_freddie | 2004-11-12 21:19 | 独り言

Aubrey Beardsley


Aubrey Beardsley_b0054079_1834233.jpg


『サロメ』の挿絵を手掛けた オーブリー・ビアズリー。

今日図書館へ行き 美術関連の書籍を眺めていた所、彼についての本を発見しました。

彼の芸術については 資料集やインターネットで ちょこっとカジっただけでした。

実際手に取ってみて 眺めてみたわけなのですが、 


…これが 『異常に』 刺激的。


白黒で、遠近法もあまり感じられないような 退廃的な画風の中、

彼の 『性とか性欲のイメージ』 を紙面にぶつけたような

繊細でいて荒々しい 相反する物が一箇所に凝縮されている印象を受けました。

一般的に彼の作品の例として出される 『サロメ』 の1カットは

確かに斬新ではあるけど まだまだ余裕。 度肝を抜かれたのは、 

3人の体格の違う男性が、体にそぐわないような男性器を持っているという絵。

見た瞬間 思わず周りを見回してしまいました (笑 

25歳で夭折した彼の “晩年”では、幼少から煩った病気に悩まされていたそうです。

その病気に抑圧された性欲をぶちまけるかのように 仕事に打ち込んだビアズリー…



…願書を無事に出し終わったら、『サロメ』 買いに行こうと決心した日曜日なのでした。
# by kiss_to_freddie | 2004-11-07 18:48 | マニアックB